■令和元年度「子ども水防団結団式及び訓練」(19/7/20)

令和元年720日(土)、長沼町の夕張川左岸で子ども水防団結団式と訓練を行いました。

 

今年は、北海道と北海道教育委員会が取り組んでいる防災教育の一環として、南長沼小学校の1日防災教室(50名参加)と共催で開催しました。

 

昔から多くの水害に襲われた長沼町も近年は様々な防災のための整備が行われ大規模な水害は有りませんが、最近は各地でゲリラ豪雨による災害がたびたび起きています。

 

 

子ども水防団活動では「いかに安全に避難するか・自分の身は自分で守ること」を水中歩行訓練で体験します。ヤナギの枝で作った命の棒を使い足元を探りながら歩きますが、長靴より運動靴が歩き易いことや膝より深いと危ないことを学びます。

 

身近な夕張川の自然に触れながら河川愛護や水質保全に関心を持つように、流れや幅、色や臭い、水生生物や魚類を捕獲して川の特徴を理解します。川の水は何時も黄土色に濁っていますが、上流の堆積岩が風化してシルトが溶け出すためだそうです。でも水質はとても良好でした。

 

洪水で増水して家の玄関や出入口から水が入るのを防ぐため、子ども土のう作りと土のう積みを実践しました。土のうに土を詰め素早く閉じる方法や川の流れに強い積み方を学び、鉄ピンを打ち込んで強固にします。

 

 

夕張川の様子は札幌開発建設部江別河川事務所、水防工法は北海道河川財団の方々に指導して頂きました。